一般に公開されたのは、これが初めてです。公開期間は、1月21日~3月17日までです。今まで公開されなかった場所とあって、菱の門とは、なんなんだろうと。興味がでたので、調べてみました。
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▼姫路城 菱の門とは?
姫路城の菱の門は、姫路城のなかにある21ヶ所の門の中で、一番大きい門です。また、大天守への表玄関になっています。
公開の対象になったのは、門の西側で1階の畳約13畳分です。西側の石垣がやぐらに食い込む形で、一体化しているのが特徴です。

ここは、門番の兵士が通行人をチェックするために活用されていたようです。門番兵士の勤務は3人体制で3交代だったといいます。
菱の門が建てられた時期は、池田輝政の時代とされており、2階建ての高さ約12Mで、東西の長さは約18Mになります。窓の格子には、黒漆と金の飾りが付いています。
本多忠政の時代に石垣を築き、現在の形となったされています。特に、西側1階部分の室内に石垣が入り込んだ形になっているのが特徴的です。
菱の門が菱の門と呼ばれるようになったのは、両側の冠木に大きな「菱」の紋が彫り込まれているのが由来です。
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▼姫路城菱の門がなぜ公開されたのか?
実は、あまり深い意味はなく観光客が減る冬場の集客対策なんだそうです。じゃあもっと早く公開しとけばいいのにと思いますが、国宝で且つ世界遺産であるので、そんな安易な素人考えではいかないんでしょうね。他にも、一度も公開していない場所はかなりあるそうで、積極的に公開して欲しいですね。

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▼姫路城の非公開部分はどんなところ?
通常は公開されていないようですが、春と秋の特別公開期間中は公開されているようです。
ロの渡櫓(廊下)

化粧櫓(内部)

乾小天守(内部)

これはほんの一部で、他にもまだまだ非公開部分はあるようです。
貴重な文化財です。非公開の場所が、簡単に公開できるわけはありません。この機会に、見られるところは目に焼き付けておきましょう。姫路城は奥が深そうですね。
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